若女将の一人旅 大阪・神戸・奈良

みゅう

2012年07月24日 21:15

あさぎり町もやっと梅雨明けです(^▽^)/

阿蘇、熊本の災害はひどいもので… 
一日も早い復興を願っております。

梅雨真っ只中、お気に入りの役者のお芝居が関西で連日あると言うことで、
これを逃すわけには行かないので、前日まで必死に働き、
母に愛想を振りまきの~で、
4泊5日で、関西へ(*^o^*)

大阪 森ノ宮ピロティーホールで、灰色のカナリア 
TOKIO 松岡昌宏出演です。
6年ぶりの舞台での松岡見るのを楽しみにしていました。



写真はホール前の看板。

マンションの一室で繰り広げられるノンストップ劇。
作、演出のG2さんとは、6年前の「ジェイルブレイカーズ」以来2度目の作品。
NEWS増田貴久主演、奥菜恵など、豪華出演陣。

アドリブ全開でコメディーセンス抜群☆ かと思うと、翳りのある表情がとても素敵でした。
久しぶりに楽しいお芝居でしたo(^-^)o

神戸芸術総合センター こまつ座 薮原検校 
狂言師 野村万斎主演です。
こちらも数年ぶりの万斎さんの舞台。ドキドキです。



井上ひさし氏原作の悪漢劇。薮原検校(やぶはらけんぎょう)役、
野村萬斎最高でした。
手段を選ばず検校(明治初頭まで盲人に与えられた最高官名)にまで成り上がった大悪党に、坊主頭で痛快なまでに徹してました。

シンプルな舞台に、縦横に張り巡らされた赤いひも。
盲人の命綱になり、社会の象徴にもなり、血にもなり変わる演出。
弱者だったゆえ「ひも」を踏み超え、殺人もいとわずのし上がる一代記。
盲太夫が津軽三味線を思わせるギターと共に、軽快な語り口で物語は進行する。

奥浄瑠璃のパロディーの長台詞をすらすらとこなし、謡から浄瑠璃語り、演歌歌手の物まねまでの総動員。
抱腹絶倒の語り芸でした。客席も大喝采でした。
しかもさすがに井上作品、下半身ネタ、グロネタ…出る出る~!
すごい言葉がガンガン出てくる歌!入りのお芝居でした。

うそを並べたり、オベッカを使う時の頭に抜ける甲高い声。
心の内を吐露する万斎自慢の渋い声 す・て・き

こまつ座だけあって、観客の平均年齢が高く、
スタンディングオベーションは少なかったのですが、
前列5列目の私はすぐに立ち上がりました。
おかげで、目が合ってニコッと笑ってくれ、バイバイと手を振ってくれました。

幸せ~\(^ー^)/

大阪、神戸で久しぶりに友達と会い、
タクシーで神戸の夜景廻りに、おいしい中華!
時間も忘れておしゃべりに花が咲きました。

雨にあうこともなく、奈良観光までこなして、
クタクタになったけど楽しい旅でした。

一人旅は気楽で楽しいものです。

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